年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	40	35	26	50	85	142	311	475	660	285

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術副傷病なし	97	2.25	2.67	0.00	67.54
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	53	27.96	17.66	1.89	85.06
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	45	19.38	12.58	4.44	81.69
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	34	9.38	10.08	0.00	76.35
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	29	28.97	20.92	6.90	85.21

当院の内科では、消化器・呼吸器・循環器・腎臓内科を含む幅広い症例の診断・治療を行っています。消化器の疾患では、大腸ポリープ切除による入院が最も多く、総胆管結石など胆道疾患に対する内視鏡的逆行性胆管膵管造影（ERCP）による入院も増えています。心不全・尿路感染症・誤嚥性肺炎など高齢者が多く罹患する疾患が上位を占めています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	23	11.61	8.95	73.74
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）腹腔鏡下胆嚢摘出術等	19	6.95	6.52	71.63
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	15	8.67	4.96	77.07
060150xx99xx0x	虫垂炎手術なし副傷病なし	10	5.40	6.78	21.90
060035xx01000x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	8	22.13	15.30	78.50

平成31年度から外科常勤医が3名体制となり、外科的手術を伴う入院が増加しています。平成30年度は、腸閉塞や腹膜炎・虫垂炎など緊急性の高い手術による入院が上位を占める結果となりました。消化器がんに対する切除術（平成30年度30件実施）や胆嚢摘出術をはじめ腹腔鏡手術（平成30年度40件）も増加しています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし副傷病なし	55	30.31	19.61	10.91	81.45
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	54	56.00	26.30	5.56	84.28
160760xx97xxxx	前腕の骨折手術あり	31	13.35	5.68	0.00	64.23
160980xx99x0xx	骨盤損傷手術なし手術・処置等２なし	13	47.15	19.32	7.69	85.85
160850xx99xxxx	足関節・足部の骨折・脱臼手術なし	10	42.00	18.44	0.00	62.30

当院の整形外科では、外傷に関連した手術に伴う入院が約8割を占めています。平成30年度は、高齢者の転倒等に起因する胸腰椎骨折及び大腿骨骨折に対する骨接合術・人工骨頭置換術に伴う入院が上位を占めています。平均年齢が高く、様々な基礎疾患を持つ高齢者も多いことから周術期管理にも力をいれています。また、リハビリをしっかり行い在宅復帰を目指すことから平均在院日数は全国と比較すると長い結果となりました。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	60	3.28	2.84	0.00	77.05
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患手術あり両眼	23	3.00	5.39	0.00	81.17
020250xx97xxxx	結膜の障害手術あり	-	-	3.37	-	-

当院の眼科入院の約90％が白内障手術に伴う入院となっています。白内障は、眼内の水晶体という組織が混濁する状態で、その多くが加齢によるものとされ、当院では2泊3日での白内障手術を行っております。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	6.17	-	-
040100xxxxx00x	喘息手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	6.62	-	-
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）副傷病なし	-	-	6.19	-	-

小児科では、乳幼児の呼吸器感染症や喘息などが主な入院対象です。また、分娩を取り扱う医療機関であることから周産期の乳児への治療も行っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	27	-	-	-	-	-	1	7,8
大腸癌	-	13	12	-	11	11	1	7,8
乳癌	-	-	-	-	-	-	1	8
肺癌	-	-	-	29	-	-	1	6,7,8
肝癌	-	-	-	-	-	-	1	7,8

5大がんと呼ばれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さんの数について初発の病期分類別、および再発に分けて集計しました。UICC病期分類とは、UICC病期分類国際対がん連合によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の３つのカテゴリによって各がんをⅠ期（早期）からⅣ期（末期）の4病期（ステージ）に分類するものです。「初発」とは、当院において当該腫瘍の診断、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは、当院・他施設を問わず初回治療が完了した後、当院にて診療した場合やがん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。

当院では、壱岐市及び壱岐医師会の協力のもと、がん検診受診率向上に努めています。また、早期胃がんや大腸がんに対する内視鏡的切除術（平成30年度46件実施）も行っています。

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	11	11.82	59.45
中等症	73	25.38	84.05
重症	11	35.64	88.27
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	45	58.58	79.51	11.32
その他	-	-	-	-

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	124	1.06	1.95	0.00	68.43
K635	胸水・腹水濾過濃縮再静注法	34	3.74	7.44	0.00	67.41
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	32	0.97	5.69	0.00	72.44
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	31	3.32	11.45	0.00	75.00
K654	内視鏡的消化管止血術	27	0.89	11.37	3.70	74.85

内科においては、内視鏡的手術が主要手術を占めています。中でも、大腸粘膜切除術が最も多く行われています。これは大腸内に発生した腫瘍（良性・悪性）を内視鏡的に摘出する治療です。早期胃がん、早期大腸がんに対する内視鏡的切除術（平成30年度46件実施）も行っております。また、総胆管結石など胆道疾患に対する内視鏡的逆行性胆管膵管造影（ERCP）による手術も増加しています。令和元年度は、健診受診者の内、便潜血が陽性であるが大腸内視鏡検査未実施の方へ専門医より内視鏡検査をお勧めし、早期発見、早期治療へ繋げる取り組みを行っています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	22	1.00	5.23	0.00	71.05
K6335	鼠径ヘルニア手術	15	1.00	6.67	0.00	77.07
K7193	結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術）	10	4.50	24.90	0.00	80.60
K672	胆嚢摘出術	-	-	-	-	-
K6552	胃切除術（悪性腫瘍手術）	-	-	-	-	-

平成31年度からは、外科常勤医3名体制となり、外科的手術が増加しています。消化器がんに対する切除術（平成30年度18件実施）や胆嚢摘出術をはじめ腹腔鏡手術（平成30年度35件）も増加しています。腹腔鏡下での手術は、開腹手術に比べ侵襲性が少なく患者さんの負担も少なくなります。また、腸閉塞や腹膜炎・虫垂炎など緊急性の高い手術も実施しています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	57	4.14	48.49	5.26	82.37
K0462	骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨）	23	1.13	15.04	0.00	56.52
K0483	骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕，下腿）	19	0.95	2.37	0.00	67.05
K0463	骨折観血的手術（鎖骨，膝蓋骨，手（舟状骨を除く），足，指（手，足）その他）	15	1.87	30.33	0.00	63.53
K0484	骨内異物（挿入物を含む）除去術（鎖骨，膝蓋骨，手，足，指（手，足）その他）	12	0.92	6.75	0.00	60.08

平成30年度の整形外科での手術件数は261件で、外傷に関連した手術が約8割を占めています。高齢者の転倒等による骨折に対する骨接合術が最も多く、今後もさらに増加すると予測されます。また、下肢の変形性関節症に対する人工関節置換術も行っております。
当院では、骨折の危険性が大きくなる骨粗鬆症に対する治療を専門的に行うため、骨粗鬆症外来を設置しています。骨粗鬆症外来では、日本内分泌学会専門医・指導医や整形外科医を中心に、栄養士、理学療法士、看護師のチームで患者さんの治療を行っています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	88	1.01	1.10	0.00	78.82
K224	翼状片手術（弁の移植を要する）	-	1.00	10.33	0.00	81.33
K2821ｲ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（縫着レンズを挿入するもの）	-	-	-	-	-
K2822	水晶体再建術（眼内レンズを挿入しない場合）	-	-	-	-	-
K279	硝子体切除術	-	-	-	-	-

白内障は、眼内の水晶体という組織が混濁する状態で、その多くが加齢によるものとされ、当院では2泊3日での白内障手術を行っております。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	0	0.00
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	1	0.05
180010	敗血症	同一	3	0.14
180010	敗血症	異なる	5	0.24
180035	その他の真菌感染症	同一	0	0.00
180035	その他の真菌感染症	異なる	0	0.00
180040	手術・処置等の合併症	同一	5	0.24
180040	手術・処置等の合併症	異なる	0	0.00

平成30年度 長崎県壱岐病院 病院指標

平成30年度長崎県壱岐病院病院指標